ご飯をある食品といっしょに食べて、糖尿病予防の効果が得られるというニュースがありました。
食後血糖上昇を緩和させる食事とはいったいどんな内容だったのでしょうか?
神奈川県の大学で、ある実験が行われました。
それは、糖尿病予防となる食事を、数人の被験者に食べてもらうという内容です。
今回選ばれた食品は、居酒屋などで定番メニューとなっている「マグロの山かけ」です。
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マグロは昔から日本人に多く食べられている魚です。
鉄分やビタミンE、EPA、DHAなどの栄養素が含まれ、高タンパク、低脂肪、低カロリー食品として知られています。
回転寿司などでもマグロの赤身やトロは大人気ですよね。
刺身でも煮ても焼いても美味しく食べられる魚です。
実は、マグロと長イモの組み合わせは、とても相性が良いのだそうです。
そのうえ体に良いということもわかっています。
今回は、地元産の食材を使ったレシピを開発して、生活習慣病の予防に役立てようという名目のもと、行なわれた試験です。
※詳しくは http://news.infoseek.co.jp/article/sankein_snk20131112502
試験方法
被験者は40~60代の男女10人 昨年11月、5日に分けて行なう
◆(1)ご飯だけ
(2)ご飯とマグロ
(3)ご飯と長イモ
(4)ご飯とマグロ、長イモ(マグロ山かけ)
◆これら4つの組み合わせを日替わりで食べる
◆食後2時間の血糖値を測定した
◆いずれも塩分が同じ量になるようにした
驚きの結果
被験者の平均血糖値(時間曲線下面積)は、
◆ご飯だけのときを100とした場合、
◆ご飯とマグロの組み合わせでは111と高め。
◆一方、とろろご飯は74。
◆ご飯とマグロ山かけは59。
食後の血糖値の上昇が抑制され、ご飯とマグロ山かけが最も低い値となった。
◆被験者として参加した一人は、
ご飯だけだと数値が高かった。 マグロと長イモを一緒に食べることで血糖値の上昇が抑えられることがわかった。 それを実際に数字で見せられたのは驚きだった。
と述べています。
まとめ
現在社会では、もはや糖尿病は中高年だけでなく、なんと子供にまでその兆候が見られるのだそうです。
高カロリー高脂肪食や、甘い物の取りすぎが一因と思われます。
それに加え、ゲーム機などでの室内遊びが増え、外で思いっきり体を動かすことが少なくなってしまったことも原因の一つかも知れません。
まずは食事内容に気を付けることが予防につながっていくと思います。
今回のマグロと長イモの試験はとても参考になりました!
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