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爪カンジダ症の治療経過と最近の写真を撮ってみました、そして回想

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爪カンジダ症というのは、昨年5月に皮膚科で診断されたものです。
症状がありながら、それまで約1年近く放っておいたのです。

 

いえ、全く何もしなかったわけではなく、「水虫」だと思い込み、時々薬を塗っていました。

 

爪の色が白や黄土色に変色し、爪の中には黒いかたまりが・・・爪と皮膚の間にこびりついてるといった状態でした。

 

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「水虫」の薬は市販の液体のものを時々塗っていました。
変色した部分が少し良くなったような気がすれば塗るのをやめ、また気づいたら塗っていた、という感じです。

 

しかし、あまりにも治らないので、一度皮膚科へ行ってみようと思い立ち、その後の運命を変えることになりました。
過去の記事にも書きましたが、診断はとても簡単でした。

 

爪の先を少し削って顕微鏡で見るのです。
痛くもかゆくもないし、考えてみたら爪そのものには神経はないんですよね。

 

 

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その場で「爪カンジダ」と診断されました。
よく間違われやすい「水虫」ではなかったのです。

 

原因もいろいろあるようですが、その時はストレスでしょうと言われました。
帰宅して自分でいろいろ調べたら、爪カンジダの奥の深さにびっくり!(笑)

 

今でこそ笑えますが、でも当時は真剣でしたね。
処方された薬を、とにかく30日間飲み続け、塗布薬も毎晩風呂上りに塗るようにしていました。

 

 

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最初「飲み薬は価格が高いけれどどうしますか?」と聞かれ、
飲まなかったらどうなるか尋ねたら、

 

「塗り薬だけで始めた人も、後から飲み薬を併用するようになった例が多い」ということでした。
それなら最初から飲んで、きっちり治した方がいいと思い、処方してもらうことにしたのです。

 

確かに、5千円以上の会計には抵抗もありましたが、治らないで放って置くわけにもいきません。
軽くなってしまったお財布に少しのショックを感じながらも、マイカーで自宅に帰ってきました。

 

とくかく早く治したい一心で、カプセル薬も塗り薬も、一日もかかさず続けていました。

 

一か月が経ち、わずかですが回復の兆しが見えてきたのは励みになったし嬉しかったですね。
再診を言われていたので、再び診てもらいに行ってきました。

 

 

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診察の結果、「回復」の兆しが見えてきたというので、さらに一か月服薬を続けることになりました。
月に一回とはいえ、5千円もの会計はちょっと痛いのですが仕方ありません。。

 

しっかり治さないと、カンジダ症というのは再発しやすいと聞いたことがあります。
それに不思議なもので、患部の爪以外に体の調子がなんとなくスッキリしてきたのです。

 

頭皮や背中の痒み、脇の下の湿疹など、生活に困るというほどではないけれども気がかりなことはありました。
これがなんと、軽くなってきたのです。

 

カンジダ症って、なんて強い菌なんだろうと、軽く見てはダメだったんだと気がつきました。
こんな状態でありながら毎日の生活を普通に送れていたなんて、実は有難いことだったんだと、心から感謝したのです。

 

 

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乳酸菌革命

 

 

それから治療開始と同時にやったことは、腸内の環境をしっかり整えることでした。
善玉菌を増やすことでカンジダ菌の増殖をおさえ、正常な状態に戻します。

 

強い(たぶん)薬も飲んでいることだし、腸を弱らせないためにもしっかり対策を取っていこうと思ったのです。
一番に行なったことは、乳酸菌生産物質のサプリメントを摂りはじめたことです。

 

それからビタミンH、黒にんにくのサプリなども1~2か月摂りました。
ホームベーカリーにはドライイーストをやめて天然酵母を使うようにしました。

 

砂糖や甘いお菓子をなるべく控え、抗酸化食品を取るのを心がけました。
元が食べ過ぎですから控えるくらいでちょうどいいのです。

 

 

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塩はもともと海水塩にしてあったのでオッケーです。
それから油はオメガ9のオリーブオイルを料理に使い、亜麻仁油も買いました。
亜麻仁油は高価な物でなくても充分です。

 

注意することはオリーブオイルは加熱で良いのですが、亜麻仁油は加熱してはダメでそのまま使います、そして保管も冷蔵庫です。

 

こうして2か月目も服薬と塗り薬を続けていたのですが、
そのうちうっかり飲み薬を忘れてしまうことがありました。
一度に4粒飲むわけにいきませんから、前日の分はお休みです。

 

 

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3か月目も受診を言われていましたが、
カプセル薬が苦痛になってきたのと、塗布薬がだいぶ余っていたので、受診は見送ることにしました。

 

医者の言うとおりに行かなければいけないのではと思いつつ、
でももう、これ以上服薬しなくても治るのでは?という気がしていた・・のも確かです。

 

余ったカプセルはとにかく飲みきってしまおうと、数を減らして一日に一粒ずつ続けました。
もしもあの時医者にかかり、さらに服薬を続けていたらどうなったのか?

 

治りはもっと早かったのだろうかと思う時があります。
いや、ひょっとしたらもう、服薬はしなくても良いと言われたかも知れない・・。
塗布薬だけもらってきたかも知れません・・。

 

 

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後であれこれ考えても仕方ないのですが、
自分的には、これだけ薬を飲んだからもう大丈夫!そのように思うことにしました。
医者にかからなかった罪悪感を抱えながらも、塗布薬は続け、生活習慣にも気を付けていました。

 

そのうち生えてくる爪が正常であることに気付き、健康のありがたさを噛みしめるとともに、
一度写真を撮っておかなくてはと思ったのです。

 

 

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※自分の足の爪を撮るって意外とむずかしいですね!※

ちょっと斜めになってしまい見えづらいのですが、下半分は正常に生えてきているのがわかります。
そして色も、実際はもう少し明るめです♪

 

伸びてきた部分を切れば、そのうち正常な爪に入れ替わる日が来るのが待ち遠しいです。
病名が判明してから実に9か月が経過したことになります。

 

まだ爪の変色部分は残っていますが、ほぼ治ったと思って間違いないでしょう。
もちろん油断しないで様子を見ながら生活していきます。

 

爪カンジダ症にかかったおかげで、またひとつ貴重な体験をしました。
そのことで知識が増え、感謝する事柄をも増えたという、実に有意義な日々だったなと、振り返っています。

 

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